株式市況 stock market conditions 2003 12 10
日経平均株価は、円高、自衛隊派遣によるテロのリスクなどがあり、
さえない展開となっている。
日足チャートも、中途半端な形となっている。
三尊天井が完成した後、反発して戻ったが、
その戻りは、3つの山よりも低かった。
テクニカル分析で言えば、
11月19日につけた安値9614円を意識する展開となるかもしれない。
あるいは、さらに円高やテロがあると、
8月7日の9224円を意識する展開となるかもしれない。
また、下降する25日移動平均線に、上昇を抑えられる形となっている。
さらに、12月2日の上昇は、75日移動平均線にぶつかって、頭を押さえつけられた。
同時に、三尊天井のネックラインと言うのでしょうか、
そのネックラインに、12月2日の上昇は、抑えられた感じとなった。
当面、25日移動平均線が、水平にならないと、むずかしいかもしれない。
出来高についても、あしぎんFGの出来高を除けば、減少傾向にあります。
しかし、テクニカル的に言えば、
一度、底をつけた方が、完全に、二番底をつける形となり、
すべての悪材料を織り込んだ形となるので、アク抜けする。
チャート的に、完全に、二番底をつけることにより、
8月上旬から始まった、「三尊天井相場」が、はっきりと終わり、
新しい相場の出発となる。
新年を迎えて、新しい出発、新しい門出となる。
日足チャートの日付を、2003年5月1日から表示させると、
今回の「上げ相場」の形が、よくわかります。
「三尊天井相場」という形です。
新年は、何度も言いますが、業績相場になることを祈ります。